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ちょっとした技術ブログです

IP Messanger VS2005 ビルド方法

VS2005 SP1でのビルド+動作確認をすませております。

  1. http://www.ipmsg.org/より最新のソース2.06を取ってくる。
  2. 展開後、IPMSG.MDPを開き、ソリューション変換を行う。
    1. これは、「はい」の連発で普通に変換する。
  3. ビルド方法は、Japaneseを選択
  4. プロジェクトのプロパティでC/C++ -> 言語にて
    1. 「forループスコープの強制準拠」を「いいえ(/Zc:forScope-)」を選択。
  5. ipmsg.hを以下のように修正。
    1. LINE:245に#if (_MSC_VER<1300)を追加(typedef struct _CRYPTPROTECT_PROMPTSTRUCT {宣言の上)
    2. LINE:251に#endifを追加( } CRYPTPROTECT_PROMPTSTRUCT, *PCRYPTPROTECT_PROMPTSTRUCT;の下 )
  6. mainwin.cppを以下のように修正
    1. LINE:880 TMainWin::SendDirFile -> &TMainWin::SendDirFile
    2. LINE:880 TMainWin::SendFile -> &TMainWin::SendFile
  7. recvdlg.cppを以下のように修正
    1. LINE:826 TRecvDlg::RecvDirFile -> &TRecvDlg::RecvDirFile
    2. LINE:826 TRecvDlg::RecvFile; -> &TRecvDlg::RecvFile;

このパッチは、VS2005からISO準拠によるもの( エラーC3867 )

これで動作します。
ちょっと面倒ですが、自前でカスタマイズしたい人は、是非。