コードスニペットを検索するのにとても便利な「rak」のご紹介
プログラム組んでいると、コードスニペットをよく取り出して、
利用することが自分みたいなへたれには、多々あります。
その場合、githubのgistを使うという手もあるのですが、
「あれ?、こういうコード書くときにどうするんだっけ?」
キーワードは、わかるけどコードスニペットの場所がわからない。。。
そんなことよくあると思います。
オンラインにつながっていれば、
さくっとGoogle検索すれば、すぐに答えにたどり着けるでしょう。
ですが、オンラインが混雑している時やオフラインの時は、
これが使えません。
なのでなるべくさくっとSpotlight並に引けるものがほしいわけです。
んでまとめますと、、、
- オフラインで使える
- 調べる環境構築が面倒でない事(一度構築する必要があるが次回は楽)
- キーワードで検索できること
- 軽い事(Spotlight並の快適さがほしい)
となります。
でこれを満たすものとして、
Terminal.app + ruby + rak
をご紹介したいと思います。
まずは、環境構築
- Terminal.app
- 最初から入ってるので特に何もしない
- ruby
- rak
- %sudo port install rb-rubygemsをまず入れておく
- %sudo gem install rakを実行
さて、これでrakが使える環境が整いました。
今回、以下のようなファイルを作成します。
iPhone_Code_Tips01.txt
/* ================================================== */ // キャッシュされる画像読み込み /* ================================================== */ UIImage* image = [UIImage imageNamed:@"hogehoge.png"]; /* ================================================== */ // 文字列を連結 /* ================================================== */ NSString* s = @"hogehoge"; s = [s stringByAppendingString:@"fizz"];
これをホームフォルダや適当なフォルダに保存して、
そこを作業ディレクトリとして、Terminal.appを開きます。
そして、以下のコマンドを実行
rak UIImage **/*.txt
サブディレクトリを含む*.txtのテキストに対して、UIImageのキーワードで検索
ちょとコードの詳細がわかりづらいので、前後3行を表示してみます。
rak UIImage -C 3 **/*.txt
もちろんキーワードは、日本語でもいけます。
標準のTerminalがデフォルトで文字コードUTF8なので、
検索をするファイルもUTF8で保存しておきましょう。
とまぁ、こんな感じで*.txtでTipsをため込んでいけば、
ちょっとしたTipsも楽に検索できますね。
Tipsファイルのあるフォルダへの移動は、
zshなら.zshrcに
alias iphone-ref='cd "/Users/keisuke/Documents/Reference/iphone-ref"'
みたいなコマンドを用意しておくとよいのではないでしょうか?