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ちょっとした技術ブログです

仮想ネットワークにおけるホスト<->coLinux通信

coLinuxにおいて、オフラインでホストと通信さえ
できれば、サーバープログラムを開発できるし、
gccでELFの実行ファイル作れるし、いろいろとしあわせなこと多いです。
しかもサービスとして動かしておくだけで、
Windowsの起動と終了に併せて、起動、終了します。便利!!
以下設定。

ホスト<->coLinuxの通信手段( WindowsXPの場合 )

※仮想ネットワークの構築

ネットワーク設定で、ローカルエリアの接続とローカルエリアの接続2をインターネット共有設定にする。
このときLANケーブルは、外して、無線LANもOFFで作業すること!!

[ Windows側の設定 ]

■1.ローカルエリアの接続の「プロパティ」「詳細設定」タブで
ネットワークの他のユーザーにこのコンピュータのインターネット接続を
通しての接続を許可するにチェック。


■2.ホームネットワーク接続のプルダウンから「ローカルエリアの接続2」を選択。
OKをおす
( この時、ネットワークのアドレスが192.168.0.1に固定されると聞いてくる時があるが、かまわずOKをおす )


■3.ローカルエリアの接続2の「プロパティ」を開き、
全般タブでインターネットプロトコル(TCP/IP)を選択「プロパティ」を開く


IPアドレスが、192.168.0.1で強制的にセットされているはずなので、
以下の値に変更。(あくまで例)
セグメントが同じであるとLAN内のアドレスをかぶる可能性があるので
あえて100というセグメントにした。

IPアドレス:192.168.100.3
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.0.1 #=> オフラインなんで適当な値でもいいと思う。

DNSサーバー特に設定しなくてもよい


■4.XPの場合
☆C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts
を書き換える

coLinux側に設定するIPは、192.168.100.2なので、
以下のように記述する。

#=> [XXXXXXX]ここは任意の名前( 例)colinux.server )
192.168.100.2 [XXXXXXX]

coLinux自身をネームサーバーとするなら、この設定は、いらなくなる。



[Linux(coLinux側)の設定]

■1./etc/sysconfig/networkを以下のように書き換え

NETWORKING=yes
HOSTNAME=[XXXXXXX] #=> WindowsXPのHostsファイルに記述したものを同じものを書く
GATEWAY=192.168.0.1 #=> ゲートウェイのアドレス書く


■2./etc/hostsを以下のように書き換え

127.0.0.1 localhost
192.168.100.2 [XXXXXXX] [YYYYYY] #=> Yは好きな名前( 例)colinux ) つーかなくてもいい。

■3./etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0を以下のように書き換え

DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
BOOTPROTO=none
HOSTNAME=[YYYYYYY]
DOMAIN=localdomain
IPADDR=192.168.100.2
BROADCAST=192.168.100.255
NETMASK=255.255.255.0
NETWORK=192.168.100.0


■4.以下を実行
service network restart

上記設定が完了後、WIndows側からpingで
ping [XXXXXX]
で応答があればOK!!


さらに、coLinuxをサービスをして動かすには、
http://scratchpad.fc2web.com/colinux/cofs-patch-20041024.html
を参考にやってみるといいでしょう。

そうすれば、じゃまなコンソールも立ち上がらないし、一見すると普通のWindowsですが、
ターミナルでちゃんとcoLinuxで接続できますし、XもVNCでみれますよ!!