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ひなた先生読み終わりました

ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック (Software Design Books)

ひなた先生が教えるデバッグが256倍速くなるテクニック (Software Design Books)


普段時間がとれないので、電車でちまちま読んでました。
2000円という価格帯で手に取りやすい上に読んでいて、
ストーリーがおもしろかった。


なるほど、デバッグの本は、ただただ経験談を話すだけでなく、
実際のシチュエーションに置き換えて、解を見つける課程も踏まえながら
説明すると頭にすぅーーーっと入ってくるのね。


前半は、主にデバッグする上での一般的に使える考え方やテクが解説されてます。
中盤からは、VisualStudio + C#,C++におけるデバッグ技法などが出てきて、
特にブレークポイントの活用の仕方がとても参考になります。


0x5ってstubやったんか!!ということをここで知り、
この前書いたpenterの本当の意味を知ったわけです。
確かあのときは、英語のサイトで0x5って数字が出てきているけど詳しく書いてなかった。


個人的にこの情報が知れただけでも収穫ありでした。
後半は、VisualStudioの今後の進化に着いて熱く議論されてる箇所がありますが、
ここは賛否両論分かれるところでしょう。


IDEを嫌う人もいますが、僕は、使いやすい環境がIDEであれば
それでいいと思います。実際、MacBookPro上では、VisualStudio程の
賢いツールがC++用に提供されていないので、Winと同じ環境である
SlickEditをお金出して、そろえようとしてます。


vimでも頑張ってインテリセンスっぽいことできるには
できるんですけどねぇ・・・精度や速度がよろしくないです。
僕の環境構築の仕方が下手っていうところもあるかもしれませんが、
そこでイライラするよりは、お金だしてでもいい環境手に入れるべきかと思ってます。


そうやってデバッグに最適な環境を構築していく。
これも大事な256倍速くなるテクニックではないかと。