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Titaniumでカスタムビルドを設定している場合の注意点

Titanium Mobileでビルドする際にXcode側のグローバルな設定で
カスタムビルドを選んで出力先を別にしている方は、ビルド時に
Titanium Mobileのビルドツールでエラーが表示されて先に進むことができません。



例えば、出力先がプロジェクトと同じディレクトリにしていないカスタムされた場合は、この問題が発生します。


さてどうすれば解決できるかというと、
上記エラーが出た際にTitanium側が出力するプロジェクトをXcodeで開きます。
f:id:Seasons:20110306160228j:image


ビルド設定のところでプロジェクトと同じディレクトリに出力するように設定します。
今回は、下の方のラジオボタンにチェックすれば良いわけですね。
f:id:Seasons:20110306160226j:image


「ビルドフォルダと同じ保存場所に設定」=有効なXcodeの設定が効いてしまいます。
これが先ほどの”出力先がプロジェクトと同じディレクトリにしていないカスタムされた”
場合のXcodeの設定だとすると今回のように手動で修正する必要があります。


ちなみに、Xcodeを複数入れている場合、どちらのXcode
選択されているかでこの症状が変化します。
Xcodeを後から追加インストールした場合は、下記コマンドで出力する結果は、
後から入れたXcodeのインストール先を示すはずです。

/usr/bin/xcode-select -print-path


これで再度Lauch ボタンをタップしてあげれば無事起動すると思います。