Boostビルド系ライブラリを使う時の注意点
boostには、ヘッダーだけincludeして使えるものと各プラットフォームで
ビルドしないといけないものがあります。
例えば「filesystem」です。
cmake版boost1.40をダウンロードしてきます。
ダウンロード後、展開し、以下のコマンドを実行します。
cmake -GXcode
これにより、
Boost.xcodeproj
が生成されます。
このプロジェクトを開き、利用したいライブラリをビルドします。
試しに、libboost_filesystem-mt.aをビルドしてみました。
ビルド後は、以下の場所にライブラリができてますから、
これを自分のプロジェクトにドロップしてあげます。
lib/Debug/libboost_filesystem-mt.a
そこで気をつけなくてはいけないのが、
ビルド設定。
このままでは、ビルド時に大量の警告がでるので、
シンボル情報の出力を合わせる設定を行います。
これを行った上でビルドをしてください。
警告がなくなります。
詳しい事は、こちらを参考に。
Controlling Symbol Visibility