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ちょっとした技術ブログです

AppCode 1.6EAP build 120.293更新履歴

日々アップデートをし続けているAppCodeですが最新版EAPがリリースされました。

1.6 EAP 120.293

 

私が先日投稿した不具合もスピーディに修正されました!

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こういう素早い対応がとても気に入っている理由です。

 

今回のアップデートは、主にローカライズ周りが中心のようです。

Xcode 4.4では、ローカライズ周りの操作が変わっているので以下のVideoを観ておくとよいでしょう。

 

ローカライズキーのリネーム

stringsファイル内のローカライズのキーの名前でRefactorメニューのrenameで名前を一括で変更することが出来ます。これは便利。

 

●不足しているローカライゼーションを追加

特定の言語で不足しているローカライズのキー、バリューがある場合にQuickFixで追加してくれます。Alt + Enterで豆電球メニューから追加してみましょう。

 

●使用していないキーをハイライト

利用していないローカライズキーをハイライトで表示してくれます。関数や変数ではもうおなじみの機能ですよね。
 
ローカライズキーの利用箇所を検索
NSLocalizedStringで利用しているローカライズキーを検索してくれます。
( 試してみたところ、120.293ではまだ完全動作していないようです )
 
[注目!!] 引数の候補をスマートに表示

本家サイトからの引用画像になりますが、この機能は、Ctrl+Shift+Spaceで発動します。

何が便利かというと、関数の引数に適した候補を前後のコードを含めて列挙してくれる機能です。以下の図では、NSStringで定義したkeyがその候補としてふさわしいとしてリストに表示されています。

今までは、keyをここでタイプすることはわかりきっているのでke...とタイプしていたはずですが、候補をまず表示したい時は、この機能を利用すると良いでしょう。

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●パラメータ情報

Cmd+Pで関数引数のパラメーターを表示できるようになりました。

 
●UIリソースファイル名もコード補完に表示
initWithNibNameなどに渡すnibファイル名もコード補完に表示されるようになりました。
 
どんどん進化するAppCode。とても便利です。